2007年10月14日日曜日
大地中海旅行
ポール・セローの『大地中海旅行』。
僕は何日かに一冊の割合で小説やエッセー、あとごく稀にお固い書籍などを読んでいます。去年ぐらいから読書の習慣をつけ始め、いままでテレビを見ていた時間をそっくりそのまま読書に当てているので、結構な時間を読書に費やしています。
となると、僕が相当な読書家みたいに映るかもしれませんが、そうでもありません。読むのはいたって遅いですし、理解するのにも何気に時間がかかることが多々あります。なので、ページ数がかなりあるものになると、途中でへこたれてしまったりすることもあるんです。
そして今、読破するべきかどうか迷っている作品がこの『大地中海旅行』。
ポール・セローの『ワールズ・エンド』が思いのほか面白かったので、この作品も読み始めました。だけど微妙なんですよね、コレ。ポール・セロー流のユーモアが楽しめる旅行記なのだけれど、いかんせん物語ではないので作品のトーンは始終ダラダラ。しかも文量はカラマーゾフ以来(僕にとって)の多さ。
次第に読むのが苦痛になっていくんですよね。。。
はて、どうすっかな。
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