2007年5月8日火曜日

木曽路の女


カキツバタを見に行きました。

カキツバタで有名なお寺らしく、境内の至る所でカキツバタが花開いていました。瑞々しい新緑と艶やかな花びらをもつカキツバタ、いつ建てられたのかさえわからないぐらいに古く黒ずんだ寺の社とが、絶妙なコントラストを生み出していました。

一番眺めがいいところで琴の演奏会が行われていたのですが、よくよく聴いてみるとなんだか音が安っぽい。しかも、演奏しているマダムたちの手元を見るとかなりコンパクトな琴を使っている。

大正琴による7重奏 『木曽路の女』

7人で大正琴を弾くことも、『木曽路の女』という選曲もどうかと思うけれど、周りにいた年配の方たちは一緒に口ずさんだり見逃してはならないものを見るような眼差しで見入っていました。

世代の壁は思ったより厚いようです。

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